左:ダ・ヴィンチ 「グラナダの聖母子」(1470) ワシントン,ナショナル・ギャラリー収蔵
右:レオナルド・ダ・ヴィンチ 「リッタの聖母」(1490-91) エルミタージュ美術館収蔵
レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」を中心とした特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」が20日から開催されるよね。
真作、贋作って、ダ・ヴィンチの作品が、専門家の鑑定で、どんどん少なくなってるけど(笑)、私にとって、ダ・ヴィンチってさ、そんな魅力ないのね。
たしかに技法や、絵画作品以外で、解剖図だの兵器だのという、あらゆる分野に突出していた才能は認めるけど。
この上の2枚は、フォロワー・オブ・ダ・ヴィンチなんていう、ダ・ヴィンチスタイルで描かれる作品のことなんだけど、聖母子では、この作品の構図がよくつかわれるんだよね。
左:「聖母子」1494年 ロレンゾ(ロレンツォ) ディ・クレディ 収蔵先不明
右:「聖母子」年代不詳 ルイス・デ・モラレス プラド美術館収蔵
ディ・クレディは、ダ・ヴィンチかクレディかという「受胎告知」でも有名だよね。この二人の作品が、「ダ・ヴィンチ フォロワー」だよね。どちらも「リッタの聖母」のスタイル。
日本でいえば、琳派と同じだね。
風神・雷神図なんかは、俵屋宗達、光琳、そして抱一なんていうイベントもあったじゃない?ほんと、日本人はイベント好きだね!(笑)
真作ならず新作の映画やファッションショーの感覚かい?って思うこともしばしば。
左:ボッティチェリ「敬慕する小聖母」年代不詳 シカゴ美術館
右:サンドロ・ボッティチェリ「海の聖母子」年代、収蔵不明
専門家や特別な芸術ファンじゃないからわかんないけど、「たまごが先か、鶏が先か」っていうくらい、ボッティチェリのスタイルが、ダ・ヴィンチからみえることも。
ボッティチェリは失意の晩年だったのか、作品やボッティチェリ自身も精彩をなくしちゃって、忘れられてた存在でしょう。ボッティチェリ フォロワーなんて、聞かないもんね。
ダ・ヴィンチがヴェロッキオ工房に身をおいたときに、出入りしていたボッティチェリに、ライバル意識を燃やしていたという週刊誌的な話もありますが(笑)、ボッティチェリの作品も年代不詳、あるいはダ・ヴィンチ同様に、ボッティチェリの弟子たちの手によるものもボッティチェリの名がついているものも。
ダ・ヴィンチも少なからず、ボッティチェリの作品からインスピレーションを受けているものもあるんじゃないかな?
ボッティチェリの聖母子
ボッティチェリ 聖母子
「聖母子」 年代、所蔵先不明
「聖母子」(1485年)
ボッティチェリ 至福の花々(サンドロ・ボッティチェッリ)
「聖母子と八天使」、「眠る幼子キリストを崇拝する聖母」
サンドロ・ボッティチェリ
「聖母子と聖ヨハネ」、「聖母子と二天使」
サンドロ・ボッティチェリ 聖母子
「(セラフィムの)栄光の聖母子」、「柘榴の聖母」
「聖ジェローム (聖ヒエロニムス) の最後の晩餐」
「薔薇園のマリア」、「書物の聖母」
「聖母子」、「聖母子と聖ヨハネ」
Virgin and Child 聖母子(トンド スタイル)
「聖母子と聖ヨハネ」(1480-82年)
「マニフィカト(マリア頌歌)の聖母」
「聖母子と三天使」、「子どもの敬慕」
「聖母子と聖ヨハネに天使」「柘榴の聖母」
「子を敬愛する聖母」